星読みとは?意味を知って暮らしに取り入れよう!
星読みはテレビやSNSで流れてくる毎日の「星占い」や雑誌の「今月の運勢」など、私たちの生活には馴染みのある星座を使った占いです。
しかし私のまわりでも星読みや占いの話をすると、こんな声を耳にします。
- 星読み、占星術、星占い、星座占い・・・いろんな種類があって、よくわからない・・・
- 星読みには興味があるけど、難しそうなので結果をみるだけになっている
- 占いが当たるってどういうこと?根拠はあるの?
- 結果がよかったときは信じるけど、悪いときはスルーしてる
星読みを見たことはあるけど仕組みがわからないから信じないという方は多いですよね。
実は私もそうでした!
学生の頃は自分の星座の運勢を楽しみに読んでいたし、本当にそうなるのかな?と観察していたりしていて。
疑いながらも不思議な世界への興味は尽きずに、夢中になっていました。
年末の雑誌で特集される「年間の運勢」も楽しみにしていましたが、繰り返し読んでいると運勢の浮き沈みに法則性があることに違和感を感じたんですよね。
星占いは「うそ」なのかな・・・そう思って仕組みを調べました。
それが私の星読みにのめり込むきっかけだったのです!
この記事では、
- 「星読み」とはどういうものなのか
- どうして「星読み」が暮らしに役立つのか
- 星読みを楽しむ最初の一歩
をわかりやすくお伝えします。
ぜひ最後まで読んでくださいね!
こんにちは、きむらです。
この記事は、星読み歴8年、星読み講座の運営に4年携わってきた私が解説します。よろしくお願いします。
星読み初心者(ねこ)の私スピカも一緒に学ぶよ!よろしくね!
星読みとは?星占いや星座占いとの違いも
星読み?星占い?星座?占星術?もうすでによくわからないよ~!
情報がたくさんあるから混乱するよね。
ここでは「星読み」とはどういうものなのか?を整理しながら伝えていくね!
星読みとは、古くから伝わる先人の知恵
星読みとは「西洋占星術」とも呼ばれ、星の位置や動きから「持って生まれた性質や才能」や「いつ何が起こるか」という未来の大まかな流れなどを読み解く占いです。
星読みは歴史が古く、もとは天文学と一緒の学問として発展しましたが、ある時期から天文学と分かれて科学とは別ものとなりました。
星読みには根拠はありませんし、非科学的です。
ですが、現代まで途絶えることなく人々の興味を引きつけ、今も人気があることも事実なのです。
星読みは、
- 生年月日
- 生まれた時間
- 生まれた場所
の3つの情報から「ホロスコープ」と呼ばれる星の地図を作って、「その人はどんな性質や個性を持っているのか」「自分とあの人はどういう関係性なのか」を読み解きます。
「ホロスコープ」には、
・その人が生まれた時間や場所をもとに作られた「ネイタルチャート」
・今の星の配置をもとに作られた「トランジットチャート」
があり、何を知りたいかによって使い分けることができるのです。
ところでスピカは何座なの?
私は乙女座だよ~
乙女座か~!
今、スピカが答えた星座は「太陽星座」なんだよ。
実は太陽星座のほかに月星座や水星星座など、全部で10個の星座を持っているよ。
え!10個?びっくりだにゃ~
星読みと星占い・12星座占いとの違い
星読み、占星術、12星座占い、星占い・・・それぞれ何が違うのでしょうか。
星読みと西洋占星術(占星術)は同じものです。
星読みでは「ホロスコープ」に描いてある太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星の10個の星(天体)を読み解きます。
ホロスコープ上の星は、それぞれが12個の星座のうちのいづれかに位置します。
それぞれの星(天体)には役割があり、どの星座にあるかによって星の傾向や個性が変わります。
12星座占いは、西洋占星術を簡略化したものです。
1個の星(天体)がどの星座にあるかで占います。
「太陽星座」が一般的ですが、過去には「月星座」も流行りましたね。
12星座占いはわかりやすさが魅力ですが、その人のいち側面を読み解いていることになります。
星占いは、星読み(西洋占星術)にも12星座占いにも使われている言葉です。
星読み・西洋占星術:ホロスコープをから10個の星を読み解きます
12星座占い:1個の星から読み解き、西洋占星術を簡略化
星占い:どちらにも使われる言葉です
星読みという言葉の定義ははっきりされておらず人によって変わってきますが、ここでは一般的なものをお伝えしました。
星読みって当たるの?占いの種類と違いを知ろう!
星読みは、占いの種類でいうと「命術」にあたります。
命術(めいじゅつ)は、生年月日や生まれた時間、場所などの「ずっと変わらない情報」をもとにその人の性格や相性、人生の流れなどを占う方法です。
星読みのほかに、四柱推命、算命学、九星気学、数秘術などがあります。
占いの種類は、命術のほかにもあり以下の2つです。
卜術(ぼくじゅつ):タロットや易など、道具を使って偶然出てきた結果から占う方法。
相術(そうじゅつ):姓名判断や手相など、目に見える姿かたちから占う方法。
どの占いもそれぞれの得意分野があり、占いと相談内容の相性によって、結果の解像度が変わってきます。
また、占い師の技術と相談者の相性によって「当たる」「当たった」と感じることがあります。
占いの「当たる」「当たらない」は魔法のような不思議な能力ではなく、占い師の知識や経験により紡ぎ出されるものです。
占いで出た情報をどう読み解いてどんな言葉で表現するのか、占い師の個性やこだわりによって変わるでしょう。
なるほどー!星読みのこと、ちょっとわかってきたかも〜
でも、星読みって具体的に何がわかるの?
イメージしにくいな〜
うんうん、そうだよね〜
では次は「星読みでわかること」について伝えていくね。
星読みでわかる人生に大切な3つのこと
【星読みでわかること1】自分のことか客観的にわかる
星読みで使うホロスコープでは、
- 12個の星座(サイン)
- 10個の星(天体)
- 12個のハウス
の組み合わせによって、その人の「持って生まれた性質や才能」を読み解きます。
さらに星と星の「角度」にも意味があるため、ホロスコープから読み取れる情報はとても多いのです。
プロの占い師でもすべての情報を読み尽くすことは難しく、自分のホロスコープを見るたびに発見があると言われるくらいです。
この複雑なホロスコープは、私たち自身を表しています。
自分という存在を「ホロスコープ」に映し出すことで、客観的に捉えやすくなるのです。
星座(サイン)、星(天体)、ハウスの意味を知り読み解くことで自分の中で起こっていることに気づき、使いこなすことで可能性がひらいていくことができます。
【星読みでわかること2】相手との相性や関係性がわかる
星読みで使うホロスコープには、その人が生まれた時間や場所をもとに作られた「ネイタルチャート」があります。
パートナーや仕事の人間関係などで特定の人、親や子どもとの相性を知りたいときは、自分と相手のネイタルチャートを重ねて読むことで相性や関係性を見ることができます。
それぞれネイタルチャートの特徴から相性をみることもできますが、チャートを重ねて自分の星と相手の星のつながりや角度をみることもできます。
お互いにとって相手はどういう存在か、どう影響し合うのか、より詳しい関係性を読み解くことができるのです。
人間関係は相手のこころが見えないので深い悩みにつながることが多いですが、星読みではお互いの性質とつながりを分析することで問題解決の糸口を見つけられるでしょう。
【星読みでわかること3】人生の流れやリズムがわかる
年末になると「〇〇年の運勢」というものをよく見かけませんか?
星読みでは、数十年〜1日までさまざまな単位での運勢をみることができます。
たくさんの人に向けた占いは抽象的になりやすいですが、自分の「ネイタルチャート」と今の星の位置をもとに作られた「トランジットチャート」を重ねて読むことで、より詳しい運勢を読み取ることができるのです。
「トランジットチャート」は過去や未来のものも出せるため、過去で起こったときの星からの影響を読んだり、未来で起こることを予測することが可能です。
この方法を使えようになると、星の動きとつながり自分の暮らしを心地よく組み立てることができるでしょう。
表現がさまざま!プロの星読みを堪能しよう
星読みでわかることってたくさんあるんだね!
でもだんだん難しくなってきて、スピカには無理かも〜
ちょっと本格的な部分に触れちゃったから難しく感じたかもね。
だいたいのイメージをつかめたらOKだよ!
そうなんだね!よかった〜
いろんなことが読めるってことはわかったよ!
それができたら楽しそうだな〜
実際に星を読んでいる人ってどんな人なんだろう?
プロの星読みさんはたくさんいるよ〜
特に人気の人を紹介するので、星読みの楽しさを堪能してね!
人気の星読み、気になる!
【石井ゆかり】星読みに文学のエッセンスを加えた有名ライター
石井ゆかりさんは「星読み」という言葉を普及させた、星読み界では超有名なライターです。
石井ゆかりさんは自身のことを「先生」と呼ばせないルールを作っていて、自分は占い師ではなくライターであることを強調してきました。
独特の感性から紡ぎ出される言葉はこれまでの占い師とは違い、文学的で抽象的だからこそイメージが広がりやさしく寄り添ってくれ、星読みを誰よりもわかりやすく伝えてくれた人です。
石井ゆかりさんの星ダイアリーを愛用している星読みさんは多く、3年に1回出版される「3年の占い」も人気です。
星読み初心者におすすめなのは「12星座」。
難しい専門用語をできるだけ使わないで星座について書かれているので、読み物としても楽しめる教科書です。
石井ゆかりさんのSNSで発信されている「今日の星占い」は星のエッセンスを生活に取り入れやすくておすすめですよ。
石井ゆかりさんのサイト「石井ゆかりの星読み」
https://star.cocoloni.jp
【しいたけ】占いなのに泣ける。大人気の占い師
カラフルでポップなきのこのキャラクターでおなじみのしいたけさん。
自身のサイトに連載している「週刊しいたけ占い」や「上半期・下半期しいたけ占い」が大人気です。
しいたけさんの文章はスッと心に入ってきて、本人も気づいていないこころのボタンをポチっと押していきます。
星読みをただの占いから可能性を開いて、さらに進化させた人。
星読みのほかにも、カラー心理学や悩み相談をやっていたり哲学を研究しているとのことで納得ですよね。
しいたけさんを知ることで星読みの底力を実感できるのではないでしょうか。
まだしいたけさんを体験していなかったら、ぜひ「上半期・下半期しいたけ占い」を見てみてくださいね!
しいたけさんのサイト「しいたけ占い」
https://shiitakeuranai.jp/
【yuji】独特の表現がクセになる!ヒーラー星読み係
yujiさんは先の2人と比べるとちょっとマイナーな存在ですが、マニアックな星読みさんに根強い人気のヒーラーです。
スピリチュアルの分野にも精通していることもあり、星の読み方や捉え方、表現の仕方がとても独特で、yujiさんの切り口はインスピレーションを与えてくれます。
出版、ラジオ、YouTube、ブログと発信の量が多いので、日常的に星読みの世界に触れることで専門用語や星の動きを理解しやすくなるのではないでしょうか。
特におすすめなのはYouTube。
定期的にライブ配信をおこなっているので、時間が合えばオンタイムで参加してみてくださいね。
yujiさんのYouTubeチャンネル「yuji☆universe」
https://www.youtube.com/@yuji-universe
星読み初心者におすすめなのはこちらの本。
星読みは人生のナビゲーター、自分サイズで暮らしに役立ててみよう!
ここまで星読みについて整理しながらお話していきましたが、星読みの魅力は伝わったでしょうか。
星読みとは・・・
・生年月日、生まれた時間、生まれた場所から「ホロスコープ」を作って占う
・ホロスコープでは、自分のことを詳しく分析できる
・チャートの組み合わせによって相性や人生を読むことができる
星読みは情報が多いのでむずかしく思われがちですが、読むポイントや使い方によってはかんたんに日常で使うことができるツールです。
あなたの人生のナビゲーターとして役立ててみてくださいね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
このブログ「クラホシ」では暮らしに役立つ星読みをお伝えしていきますので、気楽に遊びに来てくださいね♪
星読みのこと、もっと知りたくなったよ〜
続きが楽しみだにゃ